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長時間労働撲滅の気持ち悪さ?

長時間労働撲滅の署名運動に対してこんな記事が。

要約すると、

  • すべての問題を長時間労働のせいにしているところが気持ち悪い
  • 個人の自由な働き方を認めるべきである

って感じだ。

別の労働問題にも原因があるなら自分で議論を作っていけばいい

電通の方の自殺がきっかけで長時間労働撲滅運動が起きているわけだが、問題の本質は長時間労働に限らないよね、という意見はわかる。

でもまあ長時間労働撲滅運動は他の労働問題を否定したり排除したりしているわけではないのだから、問題の本質が別の労働問題にあるのなら、それについて議論を起こしていけばよいのでは。

署名などの社会運動をすすめていくのは推進力が必要。だから論点を一点集約させて他の関連する社会問題も巻き込みつつ賛同者を増やしていく、というのはふつうの方法だよね。おそらくこの方はそこに全体主義的な多様性排除の空気を感じ取って「気持ち悪い」と評したのだろうけど。

でも実際には他の論点を排除しているわけではないし、それぞれが大事だと思うことをやればいいんじゃないかな。

長時間労働したいならすればいい

長時間労働したい人には長時間労働させろよ!というのが第二の論点。

なるほど。長時間労働すればよいのでは。

「労働時間に上限を設定する」というのは会社に求めるルールの話。会社が労働者を使うときに労使協定を結べば何時間でも働かせることが可能な現状はまずいよね、だから変えていこうってことだ。

個人の労働時間に上限を設けようという話ではないのだから、ことさらに危機感を感じなくていいと思う。たくさん働きたければ働けばいいんですよ。

長く働くのが悪なんじゃなくて、長く働かせるのが悪なの。これは混同しないでほしかった。